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2007.12.13 Thursday

『母恋旅烏』荻原 浩(著)

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    母恋旅烏 (双葉文庫)
    母恋旅烏 (双葉文庫)
    著者:荻原 浩
    出版社:双葉社 (2004/12)
    ISBN:9784575509809

    >>>あらすじ
    レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを営む花菱家は、元は大衆演劇の役者一家。父・清太郎に振り回される日々に、ケンカは絶えず借金もかさみ家計は火の車。やがて住む家すらも失い、かつてのよしみで旅回りの一座に復帰することになったのだが…。はてさて一家6人の運命やいかに!?
    <<<

    『オロロ畑でつかまえて』『なかよし小鳩組』『神様からひと言』と同じ路線で、ちょいと笑わせて、ジワリと泣かせる系です。(まあ、さすがに、涙することはありませんが)
    レンタル家族という「ホンマ成り立つんかいな?」と思うような怪しげな商売(趣きは全く異なるけど、伊坂幸太郎氏『グラスホッパー』にも、こんなような家族ゴッコが出てくるな、などとふと思い出しつつ)、これを本当の家族で生業としている、なにやらワケアリの一家のお話ですが、前半はちょっと微妙な(途中で挫折しそうな)感じでした。
    後半、ダメ父・清太郎が元所属していた大衆演劇一座に家族揃って復帰するあたりからは、次男・寛二をはじめとする子供たちの成長っぷりもあわせて、起伏に富んだ展開で、テンポよく進んでいきます。面白い。
    その後の花菱一家が気になります。続編期待の一作でした。

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